PARC project‎ > ‎

設立の目的


●フォトニクスが創るイノベーション
21世紀の幕開けは、ナノとバイオとITの科学技術革新で始まりました。
これらを繋ぐ科学技術として、あるいは地球環境や医療福祉に貢献する科学技術として、フォトニクス研究の重要性が高まってきています。
フォトニクス先端融合研究拠点では、フォトニクスによる分野横断的な科学技術の構築、産業・社会への 貢献をおこなうため、産学の相互浸透型協働システム構築し、人材・技術・産業のイノベーション創出を目指します。

大阪大学工学研究科は、古くより光学・分光学・光エレクトロニクス・光通信・光加工・光エネルギー等のフォトニクス研究の、世界の重要な研究拠点の一つと して知られてきました。この実績を軸に、物理学、化学、バイオ・生命、ナノテク・材料、IT・電子工学などの研究者が従来の学問分野の壁を越えて参画し、 協働機関の経営陣や技術者と目的と空間と時間を共有することよって、21世紀を支えたエレクトロニクスに代わるフォトニクスの開拓と、それを産み出すた めの組織改
革、人材育成に挑戦します。


●拠点化構想
大阪大学は、文部科学省・平成19年度科学技術振興調整費・先端融合領域イノベーション創出拠点の形成プログラムに「フォトニクス先端融合研究拠点」を提 案し、採択されました。本プログラムは、長期的な観点からイノベーションの創出のために特に重要と考えられる先端的な融合領域において、産学官の協働によ り、次世代を担う研究者・技術者の育成を図りつつ、将来的な実用化を見据えた基礎的段階からの研究開発を行う拠点を形成することを目的としています。

「フォトニクス先端融合研究拠点」では、フォトニクス技術のイノベーションの創出と次世代を担う研究者・技術者を育成する拠点の形成を目指します。フォト ニクス先端融合研究センター(PARC)を中核機関として設立し、拠点化構想に参画する大阪大学と協働機関により相互浸透型産学協同システムを構築し、新 たな産学連携の形態を模索していきます。


フォトニクス融合研究の推進
フォトニクスを軸にした融合研究を推進し、1015年後によるイノベーション創出のための基礎技術開発を行います。得られた成果の産業化を積極的に推進し、新しい産業、市場創成のための礎をつくります。

 

科学技術と産業を創出する人材の育成
分野・領域にとらわれない技術・知識・発想をもつ人材の輩出を目指します。
大学院生、ポスドク研究員育成スキームを通して、ポスドク、教員、企業研究者の新たなキャリアパスを創出します。
博士課程インターンシップ制度や社会人ドクターコースを設置し、次世代を担う企業内研究者を育成します。
大阪大学と部局間協定・大学間協定を締結した姉妹校との間でダブルディグリー制度を導入し、若手研究者の国際人材交流を積極的に推進します。世界標準の研究教育環境を整えるとともに、日本唯一のフォトニクスセンターとして日本・アジアを牽引します。


フォトニクスの中心 阪大

下の表は、JST研究開発支援総合ディレクトリ(ReaD,http://read.jst.go.jp)により調査した、大学別のフォトニクス関連の研究者数です。大阪大学の研究者数は他大学に比べて多いことが分かります。大阪大学は日本のフォトニクスの中心として、リーディング的役割を担っています。

 

表)研究機関別研究者数

(出典:JST研究開発支援総合ディレクトリ『ReaD』、20074月)