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フォトニクスセンターのプラズモニックデバイス研究成果が雑誌特集号に掲載されます

posted Dec 2, 2015, 12:04 AM by iwasaki@parc.osaka-u.ac.jp   [ updated Apr 4, 2016, 10:26 PM by PARC Osaka University ]
進展するプラズモニックデバイス ─領域の拡大が続く─
オプトロニクス(2015年12月号)の特集  

総論 ─領域の拡大が続くプラズモニクス・・・大阪大学 髙原 淳一
紫外プラズモニクス・・・大阪大学 田口 敦清,齊藤 結花,河田 聡
               京都府立医科大学 熊本 康昭
グリーンギャップ,紫外発光を解決するプラズモニックLED・・・九州大学 岡本 晃一
グラフェンプラズモニクス・・・岡山大学1,国立研究開発法人理化学研究所2
                  石川 篤1, 2,矢通 拓実1,田中 拓男2,鶴田 健二1
プラズモニックバイオセンサー・・・大阪大学 姜 舒,齋藤 真人
プラズモン誘起電荷分離とその応用・・・東京大学 立間 徹
プラズモニック共振器によるナノレーザー:コア-シェルナノ粒子を使ったアプローチ
          ・・・京都大学 藤田 晃司
光回路のためのプラズモニックメタマテリアル・・・東京工業大学 雨宮 智宏,荒井 滋久

総論~領域の拡大が続くプラズモニクス
髙原淳一(Junichi Takahara)
はじめに(抜粋)
金属ナノ構造のフォトニクスがプラズモニクスと命名されてから16年が経過した。河田も述べているように、プラズモニクスは100年前から存在しており、「新しくない」。それでもこの分野に新しい名前を付けてナノテクノロジーという現代的な視点に立って研究をすすめることで、依然として多様な進展が続いている。論文数は増加を続け、プラズモニクスという言葉も多くの方に知られるようになった。
(中略)
プラズモニクスは2000年代中盤までの貴金属を可視光域で計測していた時代から比べると、周波数の面でも材料の面でも対象とする領域が大きく拡がっている。周波数域の拡大はフォトニクスの王道であるが、現在では応用面で注目される紫外域やテラヘルツ波までの広い周波数域でプラズモニック効果を発現させることが可能となっている。また、材料面でもグラフェンに代表される2次元電子系のプラズモニクスには世界的に注目が集まっているし、多様な導電性材料がプラズモン材料の候補に挙がっている。応用の面からみても、当初のSPR(Surface Plasmon Resonance)センサーから、発光素子、受光素子、太陽電池、変調器など機能面での光エレクトロニクスへの領域拡大が模索されている。
(後略)
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